

(はじめに)
このコーナーは、僕が劇場、自宅のビデオなどでみた、僕の好きなジャンルについて
紹介していきます。わからない人にはちょっとツラいかもしれませんが、
興味のある人、みていってください。
(第1回)映画「Uー571」 (2000年、アメリカ)
【あらすじ】1942年、大西洋ではドイツ海軍の「Uボート」と呼ばれる潜水艦部隊が、連合軍
(アメリカ、イギリスなど)の輸送船団に対して集団で攻撃を加え、大戦果をあげていた。それに
対して連合軍側は、「Uボート」部隊の集団攻撃を支える暗号機、「エニグマ」を奪取し、
ドイツ海軍の攻撃を封じ込めようとしていた。アメリカ海軍の潜水艦、Sー33がこの任務に
選ばれ、「Uボート」に偽装したSー33のクルーは本物の「Uボート」に潜入することに成功した。
彼らは「エニグマ」を発見し、Sー33に戻ろうとするが・・・。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
第1回目からなんて濃い作品なんだろう・・・。数ある映画のジャンルのなかで、僕が一番思い入れの
ある「戦争映画」です。他の同盟員の人と話していると、ときどき好きな映画の話題になります。そして
「僕は戦争映画が好き」と言うと、大半の人はひいてしまいます(特に女性が)・・・。この平和な日本に
暮らしていて、戦争が映画のネタになることはあまりありませんが(せいぜい戦後〜周年記念の時
ぐらいだが、いかにもとってつけた感じ)、直接戦場になったヨーロッパの国々や、いまだに世界
最強の軍隊を持つアメリカなどでは、コンスタントに作品が生まれています。「戦争」という言葉を耳
にしただけで、背を向けてしまいがちな日本からは想像もつきませんが、「戦争映画」は確固たる
位置を映画界の中に築いています。
肝心の作品の評価ですが(あくまで僕の独断と偏見に基づいています。悪しからず。)、なにも考えず
楽しめる、娯楽戦争アクション映画でした・・・。さすがハリウッド、って感じですねえ。テレビでやっていた
予告編などをみていて嫌な予感はしたのですが、見事に的中してしまいました。ハリウッドの戦争
映画の鉄則、@常にアメリカ軍が主人公(当たり前かな) A主役クラスのアメリカ軍人はやたらと
強い(敵側の兵隊はバタバタと死ぬ) Bとにかく金がかかっている(これも当たり前かな) をよーく
守った、模範的アメリカ戦争映画でした。S,スピルバーグの「プライベート・ライアン」が大ヒットして
以来、ハリウッドでは第2次世界大戦を題材にした映画がたくさん撮られはじめ、戦争映画好きの
僕にはたいへんありがたいのですが、大がかりなセットや映像的なリアルさばかりにとらわれている
ように思います。最新のCG技術が使われていて、すごく派手な映像なんですが、人が死ぬ痛みや、
潜水艦内の極限的な雰囲気(実際に味わったことはありませんが)が伝わってこないんですね。
やっぱり、「Uボート」は本家ドイツの方がいいなあ・・・。というわけで、次回第2回は
テレビ映画「Uボート」【原題 DasBoot】を取り上げます。
2回続けて戦争映画、いいのか、tank!!(つづく)
☆おまけ☆
映画「Uー571」の個人的評価(5段階)
ストーリー: まあまあ(きわめてオーソドックスなハリウッド戦争映画。サクサク先読みができるが、
肩が凝らずにみられるところがおすすめ)
キャスト : イマイチ(俳優の個性が出にくい作品ではあったが、感情移入できるキャラクターが
あまりいなかった)
特 撮 : まあまあ(本物と同じ大きさの「Uボート」セットはなかなか出来が良かったが、特撮が
少し派手すぎて、かえって効果的ではなかった)
時代考証: よい(ドイツ海軍のことはあまりくわしくないが、あの臭ってきそうなUボートジャケットは
なかなか雰囲気が出ていた。ドイツ軍人はちゃんとドイツ語をしゃべっていた)
総合評価: まあまあ(評価は上から「すごくよい」「よい」「まあまあ」「イマイチ」「だめだこりゃ」と
なっています。悪しからず)
